過去の企画展 | 信州小布施 北斎館 - Part 2

企画展Exhibition

[過去の企画展]

  • 多彩・繊細 摺物の世界

    多彩・繊細 摺物の世界

    【会期】 2020年1月25日(土)~3月29日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 会期中無休

    摺物とは、江戸時代に俳諧や裕福な旦那衆の中で流行した高価な木版画のことです。正月や春の節句など季節の節目に仲間うちで配られました。江戸時代にあった絵草紙屋と呼ばれる版画や版本を取り扱う店などで売られることはほとんどなかったため、現代に残っているものは多くなく貴重なものになっています。
    摺物にされるテーマにはさまざまなものがあり、正月に配られる摺物にはその年の干支や鏡餅などの正月飾り、雛祭りなどの春の節句には雛人形や桃の花がモチーフにされました。江戸時代に裕福な商人たちによって楽しまれた、華やかで繊細な摺物の数々をどうぞお楽しみください。

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  • 北斎VS北斎 冨嶽三十六景と富嶽百景 Ⅱ

    北斎VS北斎 冨嶽三十六景と富嶽百景 Ⅱ

    【会期】 2019年11月16日(土)~2020年1月19日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 2019/12/31(令和2年1月1日(水)は午前10時から午後3時まで)

    昨年度に続く葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」『富嶽百景』展の第2弾。2020年、日本のパスポートに北斎の「冨嶽三十六景」のうち24図が使用され、また2024年度から新紙幣のデザインに採用されたことから、北斎は近年改めて注目が集まっています。
     北斎70代前半、読本や絵手本など多様なジャンルを経て次に着手したのが錦絵の世界でした。中でも特に傾倒したのが霊峰、富士山を主体としたシリーズであり、その代表作が海外でも高い評価を得ている「冨嶽三十六景」です。
     本展では、北斎の代名詞ともいえる「冨嶽三十六景」と『富嶽百景』の対比をご覧いただきます。また2020年より発給される「冨嶽三十六景」デザインの旅券レプリカなどを紹介し、世界に開かれた北斎文化をご紹介します。前北斎為一と画狂老人卍、両者の対峙をぜひご覧ください。

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  • 【特別展】北斎没後170年記念 すみだ北斎美術館名品展

    【特別展】北斎没後170年記念 すみだ北斎美術館名品展

    【会期】 2019年9月14日(土)~11月10日(日)
    【入館料】 大人1,500円 高校生:700円 小・中学生:300円(20名以上の団体 1割引)
    【休館日】 会期中無休

    この展覧会は、北斎の没後170年を記念し、長野県小布施町の北斎館と、東京都墨田区にあるすみだ北斎美術館がお互いの名品を交換展示するものです。東京都墨田区は、江戸時代に活躍した浮世絵師葛飾北斎ゆかりの地として有名であり、また、小布施町は北斎が晩年の頃来遊し大作を遺した場所として知られています。本展覧会では、すみだ北斎美術館のピーター・モースコレクションを中心とした貴重な作品の数々を大公開いたします。

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  • 北斎から学ぶ!植物・動物の描き方

    北斎から学ぶ!植物・動物の描き方

    【会期】 2019年6月22日(土)~9月8日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 
    【休館日】 会期中無休

    江戸時代の人気絵師であった北斎は、当時200人以上の弟子を抱える先生でもありました。小さいころから絵を描くことが大好きだった北斎は、日頃より植物や動物を観察してはスケッチをしていたといいます。50代半ばに手がけた絵の教科書『北斎漫画』にも様々な植物や動物を描いています。その中には、身近に見る花や猫、鳥はもちろん、当時としては珍しい外国の動物ラクダ、南国に生える木々、海に住む巨大なクジラやサメ、はたまた伝説や空想の生き物まで、ありとあらゆる植物・動物をみることができます。
    これらの絵は弟子だけではなく、当時の江戸の人々にも参考になりました。北斎の絵をみて自分もこんな風に描けるようになりたい!まねをしてみよう、そんなことを考えた人も多かったことでしょう。
    今回はそんな北斎がのこした絵手本や指南書を中心に、初級編~上級編、応用編にセクションを分けてご紹介します。みなさんも色々な植物・動物の描き方を北斎から学んでみましょう!

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  • 面白すぎる!!北斎漫画の世界 Ⅲ 展

    面白すぎる!!北斎漫画の世界 Ⅲ 展

    【会期】 2019年3月30日(土)~6月9日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 会期中無休

    大人気展覧会企画第3弾。北斎の傑作『北斎漫画』を大公開いたします。もともと「絵の教科書」として発表された北斎漫画ですが、絵を志すものだけではなく、こどもからお年寄りまで、庶民から大名までさまざまな人々の大人気となりました。
    鎖国時代の日本は、オランダをヨーロッパで唯一の貿易相手にしていましたが、工芸品を輸出する際に読み古した北斎漫画をクッション材にしていました。日本の工芸品とともに海を渡った北斎漫画。それを見たヨーロッパの人々は今まで見たこともなかった絵にびっくりします。次第にヨーロッパの人々は日本に憧れ始め、日本風の絵を描いたり日本の物を集めたり、するようになりました。このヨーロッパを中心に巻き起こった“ジャポニズム”のきっかけとなったのが、北斎漫画だったのです。全世界を魅了する、面白すぎる!北斎漫画の世界をどうぞお楽しみください。

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  • あら珍しや!! 初期役者絵と鳥瞰図

    あら珍しや!! 初期役者絵と鳥瞰図

    【会期】 2019年2月2日(土)~3月24日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 会期中無休

    北斎は安永7年(1778)、19歳の時、役者絵版画や肉筆浮世絵を描いて人気だった勝川春章に入門し、翌年春朗の号で役者絵デビューします。北斎は寛政6年(1794)勝川派を離れるまで春朗の号で役者絵を描きましたが、この時期の作品は多く残されてはいません。本展では当館所蔵の初期役者絵を全て公開し、合わせて50代より手がけた珍しい鳥瞰図(中国全土が一望できる絵地図など)を紹介します。北斎の意外な作品に出逢えることでしょう。

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  • アット驚く 読本挿絵の世界

    アット驚く 読本挿絵の世界

    【会期】 2018年12月1日(土)~2019年1月27日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 2018/12/31

    読本(よみほん)とは、江戸時代の小説の一ジャンルで、勧善懲悪などのわかりやすい理念にもとづき、伝奇的で複雑なストーリーを展開させるもので挿絵と共に楽しまれました。北斎は文化元年(1804)を皮切りに読本挿絵に没頭し、生涯に1400図に及ぶ挿絵を描きました。その中には現代の劇画に通ずる動的な表現や意表をつく描写がみられ、北斎の知られざる構想力の豊かさが堪能できます。本展では、アット驚く北斎の奇想の世界を楽しんで頂きます。

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  • 北斎VS北斎 冨嶽三十六景✕富嶽百景

    北斎VS北斎 冨嶽三十六景✕富嶽百景

    【会期】 2018年9月15日(土)~11月25日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 会期中無休

    天保元年(1830)から5年(1834)にかけて出版された、北斎の「冨嶽三十六景」は、大好評を得て、浮世絵界に風景画という新たなジャンルを確立しました。「冨嶽三十六景」を完成させた北斎でしたが、富士を描きたいという思いはおさまることはありませんでした。
    富士の様々な景色を余すところなく描きたかった北斎は、天保5年(1834)に『富嶽百景』を発表し、同シリーズは第三編まで刊行されました。「冨嶽三十六景」が一枚一枚色鮮やかな錦絵の作品なのに対し、『富嶽百景』は単色で描かれ、「冨嶽三十六景」とは形も異なる版本として生まれました。作者が同じ北斎、しかし互いに異彩を放つ両者。今もなお多くの人々を魅了してやまない、傑作の対峙をお楽しみください。

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  • 面白すぎる!! 北斎漫画の世界

    面白すぎる!! 北斎漫画の世界

    【会期】 2018年6月16日(土)~9月9日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 会期中無休

    文化11年(1814)正月に名古屋の版元、永楽屋東四郎により出版された『北斎漫画』は大好評のために版を重ね、版元を変えながら12編まで刊行され、北斎没後の嘉永2年(1849)以降も続編が出され、明治11年(1878)第15編をもって終結します。ここには森羅万象を描く画狂人北斎の全てが投入されています。これがヨーロッパのジャポニズムの大きな契機となったこともよく知られています。本展ではこの世界の人々を魅了した面白すぎる『北斎漫画』の世界を堪能していただきます。

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  • 超絶技巧 摺物の世界

    超絶技巧 摺物の世界

    【会期】 2018年4月1日(日)~6月10日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 会期中無休

    摺物(すりもの)とは、商業的な出版物ではなく趣味人たちの間で少部数が私的に制作された木版画です。俳諧や狂歌の仲間によって作られた俳諧摺物、狂歌摺物がよく知られています。これらは贅沢な絵具を使い、彫り摺りの最高技術を投入した超高級品の版画ですが、一般的にはあまり見る機会がありません。本展では館蔵の北斎とその一門による摺物を中心に一挙公開いたします。超絶技巧による江戸職人の技と北斎らの絵師の工夫をお楽しみ下さい。

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  • 究極の富士図 富嶽百景の世界

    究極の富士図 富嶽百景の世界

    【会期】 2018年1月26日(金)~3月26日(月)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 会期中無休

    江戸時代、人々の間では、富士山を神として信仰する富士信仰が盛んになりました。
    それを背景に錦絵「冨嶽三十六景」を刊行した北斎でしたが、当時それが大人気を博し、社会現象にまでなりました。
    北斎は「冨嶽三十六景」の制作の際、三十六図の他に十枚足して四十六図描いていますが、それでも描き足りず、テーマをたくさん持っていた北斎は、精力的に富士山を題材にした絵を描き続けました。それが今回展示する『富嶽百景』です。

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  • ワクワクドキドキ!読本挿絵の世界

    ワクワクドキドキ!読本挿絵の世界

    【会期】 2017年12月2日(土)~2018年1月21日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
    【休館日】 2017年12月31日(日)

    このたびは「ワクワクドキドキ! 読本挿絵の世界」展を開催いたします。
    本展覧会では、葛飾北斎が挿絵を描いた『椿説弓張月』と『新編水滸画伝』をご紹介いたします。
    自身の作画人生の中で多くの作品を描き続けた葛飾北斎は、四十代の半ばより数々の読本挿絵を手がけました。
    読本とは、江戸時代後期に流行した長編小説のことで、中国や日本の古典的な伝承や、説話などを題材に取り、作者独自の想像を交えて書かれたものです。

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