画狂人葛飾北斎の美術館
企画展Exhibition
北斎の植物図鑑
【会期】2024年9月4日(水)~11月10日(日)
桜・朝顔・菊など、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたような単純なものから細かく線を重ねた繊細なものまで作品によって異なります。
本展では、北斎の植物の絵が展示室を埋め尽くし、そうした筆づかいの違いを図鑑を眺めるようにご覧いただきます。花の町・小布施で、緑豊かな植物の世界をお楽しみください。
イベント情報Event
-
-
2024/10/5(土)、10/12(土)
【北斎の植物図鑑】ギャラリートーク
9月から開催の企画展「北斎の植物図鑑」では学芸員によるギャラリートー...
-
-
2024/10/19(土)、10/26(土)
ワークショップ「押し花の植物図鑑」
9月から開催の企画展「北斎の植物図鑑」展では、押し花作家の跡部 由...
-
終了
-
2024/06/15(土)~2024/08/18(日)
【北斎進化論】ギャラリートーク
6月から開催の企画展「北斎進化論」では学芸員によるギャラリートークを...
-
終了
-
2024/08/04(日)
ワークショップ「青いさざなみの教室〜波のレジンアートをつくろう〜」
6月から開催の企画展「北斎と感情」では、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十...
常設作品を知るCollection
-
上町祭屋台
高井鴻山が私財を投じてつくりあげた屋台。弘化2年(1845)、前年に引き続いて小布施を訪れた葛飾北斎が、天井絵「男浪」「女浪」図と装飾の制作に携わりました。
-
東町祭屋台
町内に現存する7基の祭屋台のうち、最も古い天保15年(1844)に改造した折り、二度目の小布施来遊の葛飾北斎が、天井絵「龍」「鳳凰」図を描きました。
江戸の浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)は九十年の生涯で、代表作の「富嶽三十六景」をはじめ、多くの錦絵、絵本、肉筆画などを制作しました。
天保13年(1842)、83歳の頃に初めて信州小布施を訪ねます。そのきっかけは、天保の改革によって江戸で制作が制限されたとも、地元の豪農・豪商の高井鴻山(1806-1883)の招きに応じて訪れたともさまざまな説があります。
北斎館ブログHokusaikan-Blog
-
2024.09.04
この夏、北斎館で新たな取り組み
暑い日々が続いた夏、皆さんはいかがお過ごしでしたか? 北斎館では新しい挑戦が重なり、全力で駆け...
-
2024.08.16
北斎の進化に 影響を与えたものとは?
生涯3万点もの作品を残したという北斎が、絵師として本格的に歩み始めたのは19歳のときでした。人...
-
2024.08.02
進化を続けた北斎の「波」
今年7月、お札のデザインが一新されました。皆さんは、新紙幣をお手に取られましたか? ぜひ注目し...
-
2024.07.31
北斎館 50周年 記念ロゴマークについて
開館50周年に寄せて 北斎が晩年に訪れ制作活動をした地、小布施に建てられた北斎館は、2026年に...
天保13年(1842)、83歳の頃にここ小布施を訪れた北斎。
地元の豪農・豪商 高井鴻山の庇護を受け、
アトリエというべき碧漪軒を与えられ、様々な作品を残しました。
かつて北斎の残した多くの作品に触れながら、
創作意欲を膨らませることのできる
ワークスペースとして生まれたこの場所で、
信州小布施の旅をより充実したものにしていただけたら幸いです。
ミュージアムショップPick Up Item
かつて、北斎が職人たちと参加した打ち上げ会があった。
神事にまつわる仕事をしてきた彼らにとって、
それはきっと、厳かで、愉快で、特別な時間であったはず。
そして、主催した鴻山は、信州のあるを尽くして、労ったはず。
この打ち上げでの会話の中から、着想、芸術、文化の種が生まれていたかもしれません。
ガラリは、そんな空想から生まれた現代の北斎が佇むアートスポットとして、
2023年4月1日からスタートしました。感性の扉をガラリと開くような、新しい体験をご用意してお待ちしております。