2020年度 | 信州小布施 北斎館

企画展Exhibition

[2020年度一覧]

  • 北斎流「劇画釈迦伝」

    北斎流「劇画釈迦伝」

    【会期】 2020年11月21日(土)~2021年1月17日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 2020/12/31(令和3年1月1日(金)は午前10時から午後3時まで)

    挿絵アーティストでもあった北斎。現代のアニメや漫画にも匹敵する北斎のアートワークは見るものを圧倒させます。そしてスピードさえ感じさせる北斎流劇画の世界へ、さあ出発!
     葛飾北斎40歳代後半となる文化年間(1804~1818)、当時傾注した画業は「読本挿絵」の世界でした。代表的な作品としては曲亭馬琴と組んだ『椿説弓張月』や『新編水滸画伝』、十返舎一九と組んだ『北畠女教訓』などが知られています。しかし、その後は絵手本や錦絵を手掛けるようになり、読本挿絵から次第に遠ざかっていきます。そんな北斎が晩年に携わった数少ない読本の一作が『釈迦御一代記図会』(しゃかごいちだいきずえ)でした。本展ではあまり知られていない晩年の傑作『釈迦御一代記図会』の挿絵を一堂にご紹介します。真正の画工を目指した北斎流の釈迦伝をどうぞご覧ください。

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  • 北斎生誕260年記念 北斎視覚のマジック

    北斎生誕260年記念 北斎視覚のマジック

    【会期】 2020年9月5日(土)~11月15日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 会期中無休

    すみだ北斎美術館で開催され大評判となった北斎館名品展「北斎 視覚のマジック」展が小布施に凱旋!
    この展覧会は、北斎作品の造形のところどころに見られる特色、現実離れしているが違和感を感じさせない視覚的演出、〝視覚のマジック〞を探っていく展覧会です。葛飾北斎は宝暦十年(1760)、現在の東京都墨田区にあった本所割下水に生まれました。十九歳で当時の人気浮世絵師、勝川春章に弟子入りすると、師にその腕前を認められ、瞬く間に役者絵師としてデビューを果たしました。
    最後の最後まで絵を描くことに命を注いだ北斎。彼の指先からあふれ出たマジカルな作品の数々をどうぞお楽しみください。

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  • ジャポニズムの源流 北斎漫画

    ジャポニズムの源流 北斎漫画

    【会期】 2020年6月20日(土)~8月30日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 会期中無休

    ジャポニズムという言葉をみなさんはご存じですか。ジャポニズムとは19世紀後半ヨーロッパの国々で巻き起こった日本ブームのことで、今から200年ほど前にオランダやフランスを中心に巻き起こりましたが、この大きなブームのきっかけとなったのは、北斎が描いた『北斎漫画』だったといわれています。
     この展覧会ではジャポニズムのきっかけとなった『北斎漫画』の中から様々なジャンルの絵をご紹介すると同時に、『北斎漫画』に影響された画家たちの作品資料もご紹介します。日本とヨーロッパをつないだ『北斎漫画』の世界をどうぞお楽しみください。

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  • 北斎 デザインの世界

    北斎 デザインの世界

    【会期】 2020年4月4日(土)~6月14日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 会期中無休

    北斎は版画や版本、肉筆画など多くのジャンルで優れた作品を残した絵師でしたが、同時にデザイナーとしての才能にも秀でていました。
     櫛職人やキセル職人のためのデザイン集『今様櫛きん雛形』は、職人たちがページを切り取って櫛やキセルに貼り付け、その上から彫ることで絵や模様をつけていたといわれています。
     本企画展では、北斎のデザイン集のほか、そのデザイン力の手掛かりとなる資料をご覧いただきます。さらに、北斎の弟子によるデザイン集や、現代を生きたデザイナー・粟津潔が北斎のデザインに刺激を受けて創作した「北斎模様・潔彩色図譜」、また屋代南高等学校ライフデザイン科の生徒が制作した北斎デザインの衣装なども展示します。時代を越えて今なお広がり続ける、北斎デザインの世界をお楽しみください。

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  • 多彩・繊細 摺物の世界

    多彩・繊細 摺物の世界

    【会期】 2020年1月25日(土)~3月29日(日)
    【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料
    【休館日】 会期中無休

    摺物とは、江戸時代に俳諧や裕福な旦那衆の中で流行した高価な木版画のことです。正月や春の節句など季節の節目に仲間うちで配られました。江戸時代にあった絵草紙屋と呼ばれる版画や版本を取り扱う店などで売られることはほとんどなかったため、現代に残っているものは多くなく貴重なものになっています。
    摺物にされるテーマにはさまざまなものがあり、正月に配られる摺物にはその年の干支や鏡餅などの正月飾り、雛祭りなどの春の節句には雛人形や桃の花がモチーフにされました。江戸時代に裕福な商人たちによって楽しまれた、華やかで繊細な摺物の数々をどうぞお楽しみください。

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