企画展Exhibition
[過去の企画展]
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北斎の植物図鑑
【会期】 2024年9月4日(水)~11月10日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。桜・朝顔・菊など、四季を彩る様々な植物たち。北斎が描いた植物の絵は、線一本で描いたような単純なものから細かく線を重ねた繊細なものまで作品によって異なります。
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本展では、北斎の植物の絵が展示室を埋め尽くし、そうした筆づかいの違いを図鑑を眺めるようにご覧いただきます。花の町・小布施で、緑豊かな植物の世界をお楽しみください。
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新紙幣発行記念 北斎進化論
【会期】 2024年6月15日(土)~8月18日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。今夏、新たに発行される千円札に「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のデザインが採用されます。本作は、葛飾北斎の代表作として知られていますが、その背景には北斎の様々な画法を学ぼうとする探究心、己の絵を発展されようとする向上心がありました。
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本展では、北斎70年の画業を回顧しつつ、進化を目指す絵師北斎の姿に迫ります。
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北斎と感情
【会期】 2024年4月6日(土)~6月9日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。喜劇でも悲劇でも、登場人物の感情の起伏は、物語の大切な要素の一つです。読本と呼ばれる長編小説のために描かれた北斎の挿絵にも、様々な感情が描かれています。
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本展では、版本挿絵を中心に、北斎の感情表現に焦点を当てます。表情や仕草で登場人物の深い悲しみや、あふれるような喜びをいきいきと表現した北斎の挿絵をお楽しみください。
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いざ、勝負!
【会期】 2024年1月20日(土)~3月31日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。北斎作品の中にはさまざまな゛勝負”を描いた作品が数多くあります。勝負といえば江戸で人気だった相撲はその代表格ですが、人と人との争いごとや、人間VS動物、人間VS妖怪、人間VS大自然はもちろん、自分自身との戦いも立派な勝負事。くだらない喧嘩から真剣な取っ組み合いまでさまざまな勝負が面白い!
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さあ、あなたはどう勝敗をつける!?
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浮世絵いろは
【会期】 2023年11月18日(土)~2024年1月14日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 12月31日(日)
※1月1日は時間短縮開館 午前10時~午後3時まで
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。世の中のあらゆるものが描かれた北斎の絵手本『北斎漫画』。
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人物、植物、動物、風景などが北斎の手によって生き生きと描かれています。本展では全十五編で約四千にも及ぶ図の中から、ひらがな五十音ではじまる図をご紹介します。北斎の個性あふれる数々をお楽しみください。
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知られざる至極の木版画 摺物
【会期】 2023年9月2日(土)~11月12日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。販売目的の商品としてつくられた作品と区別して、「摺物」(すりもの)と呼ばれる特注品の版画作品があります。江戸の趣味人たちが仲間うちで配った摺物は、極めて高度な彫りや摺りの技術をもって制作されました。本展では、コレクションの中から北斎とその門人による貴重な摺物を一堂に公開します。
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北斎″水族”館へようこそ!
【会期】 2023年6月17日(土)~8月27日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。タイやメバル、カレイにエイ、サヨリ、カツオ、イカ、タコ、アワビ。まるで水族館の中を見ているよう。展示された魚たちの絵は、江戸時代に北斎によって描かれたものです。
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現在日本は世界屈指の水族館大国であると言われるほど、海にすむ生物を展示した施設や博物館が多く存在しており、神秘的な海の世界へ私たちを連れて行ってくれます。今日は北斎館も魚たちの楽園に変身し、皆さんを海の世界へお連れしましょう。
この展覧会では、北斎が手がけた絵手本やデザイン集を中心に、魚介類をモチーフにした作品を一挙公開します。北斎の描く神秘的な海の世界へ、さあ参りましょう!
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東都遊覧〜北斎と巡る江戸の町〜
【会期】 2023年4月1日(土)~6月11日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。西の京都に対し、東に位置する江戸は「東都」とも称され、江戸時代には人口100万人を超える世界でも有数の巨大都市を形成していたことで知られています。
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ある日、そんな町の様子を実際に見たくなったあなたは仏様にお願いをしました。すると眩い光とともに妙見菩薩様が現れ1日だけあなたの望みを叶えてくれたうえ、案内人も用意してくれることになりました。
本展では「冨嶽三十六景」などの版画に描かれる色鮮やかな風景や『画本東都遊』などの版本にみられる名所の数々、人々を魅了した歌舞伎役者の姿など、北斎の作品とともに江戸の街並みや人々の生活の様子をご覧いただきます。ツアーガイドを務める北斎と一緒に人々で賑わう江戸の町をどうぞゆっくりとご見物ください。
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あなたは信じる?摩訶不思議
【会期】 2023年1月21日(土)~3月26日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。「あなたは信じる? 摩訶不思議」展は、北斎が描いた妖怪や幽霊、地方に伝わる怪談、奇談などの摩訶不思議な世界にスポットを当てた展覧会です。
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作画人生の中で多くのものを描いてきた北斎ですが、その中には実に不可解な現象や物事を描いたものも多く存在します。
さあ、北斎の描く怪しげな世界を覗きに行きましょう。あなたはその「摩訶不思議」な世界を信じますか?
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絵から読み解く!新編水滸画伝
【会期】 2022年11月19日(土)~2023年1月15日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 2022/12/31
(2023年1月1日は午前10時から午前3時までのみ開館)
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。この展覧会は、葛飾北斎の読本挿絵作品の中で最長の巻数を誇る大作『新編水滸画伝』を専門的にご紹介する展覧会です。
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本展では水滸伝の壮大なストーリーを紐解く北斎の挿絵を多数展示します。馬琴や蘭山の文章を基に北斎によって視覚化された水滸伝の世界、そのキャラクターや情景をこの機会にぜひお楽しみください。
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秋のお宝大放出 ―北斎館名品展―
【会期】 2022年9月3日(土)~11月13日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。昭和51年(1976)11月、長野県北部の町に小さな美術館が開館しました。その美術館は葛飾北斎の専門美術館に因んで「北斎館」と命名され、現在では「栗と北斎と花の町 小布施」を称する小布施町の象徴となる美術館になりました。
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本展では北斎館がこれまで蒐集してきた肉筆画や版画、版本などの作品群から名品とされるものを一堂にご紹介します。半世紀近い歴史をもつ北斎館の名品をぜひこの機会にご覧ください。
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わくわく!WORK
【会期】 2022年6月18日(土)~8月28日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。時代は江戸、とあるところに一人の男がいました。
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名前は戯楽太郎。家の仕事を継いで暮らしていましたが、なんだかいまひとつ仕事に身が入りません。毎日なんとなくだらだら~っと過ごし、仕事も手抜きがちに。とうとう家族に怒られてしまい、戯楽太郎はたまらず家を飛び出します。
本企画展は、そんな戯楽太郎の様子を追いながら、浮世絵に描かれた様々な仕事を学ぶ展覧会です。有名なあの作品や何気なく見ていたあの作品にも、背景に意外な仕事が隠れていると知れば、今までとは少し印象が変わって見えるかも?さあ、一緒に浮世絵社会科見学の旅に出かけましょう!
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読本が結ぶ縁 ―馬琴と種彦―
【会期】 2022年4月2日(土)~6月12日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。読本挿絵を数多く手掛けた葛飾北斎(1760~1849)。その北斎と読本を通じて深い親交を持った戯作者が二人いました。それが曲亭馬琴(1767~1848)と柳亭種彦(1783~1842)です。北斎は二人が執筆した物語の挿絵を描き、生み出された作品は文化年間初頭に興った読本ブームを代表する傑作になりました。
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本展では北斎が挿絵を提供した馬琴と種彦、それぞれの作品と挿絵を紹介するとともに北斎との関係や逸話などをご紹介します。絵師と戯作者、読本によって結ばれた縁がどのような作品を残したのか。ぜひご覧ください。
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浮世絵を楽しもう! 北斎編
【会期】 2022年1月22日(土)~3月27日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休 江戸時代の娯楽の一つ、浮世絵。一点ものの肉筆画から、大量生産が可能で多くの人の手に行きわたる版画、物語に彩りを添える読本挿絵など、様々な形態の作品が多くの絵師の活躍によって生まれ、人々の目を楽しませました。
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北斎も「次はあれを題材に描いたら面白いだろう」「こんな技法を取り入れたら皆あっと驚くだろうなあ」と、人々を楽しませることを考えながら描いていたかもしれません。何より北斎自身が人生の全てを懸けて自らの技を極め、さらなる高みへと向かっていくことを楽しんでいたはずです。
この冬、一緒に浮世絵を楽しんでみませんか?
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北斎と不思議な空間
【会期】 2021年11月20日(土)~2022年1月16日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満無料 【休館日】 2021/12/31(2022年1月1日は午前10時から午前3時までのみ開館) この展覧会は、葛飾北斎が描く空間表現に注目し、様々な演出が盛り込まれた北斎の不思議な世界観を楽しんでいただく展覧会です。
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葛飾北斎は森羅万象を描く絵師として数多くの人気作品を生み出し、日本を代表する浮世絵師として名を残しました。それは物事を写実的にとらえるだけではなく背景や構図など、空間に独特の表現を含ませ、見るものに斬新な世界観を示したからにほかなりません。風や光といった不可視の自然現象ですら巧みに表現し、絵具や墨の濃淡を利用して空間を装飾することにより絵全体の魅力を高めたのです。
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北斎視覚のマジックⅡ ―北斎館所蔵名品展―
【会期】 2021年9月4日(土)~11月14日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休 この展覧会は、昨年開催された「北斎 視覚のマジック」展の第二弾です。北斎館の名品は今回の展覧会でその多くを網羅することになり、長年にわたり保管されてきた作品の数々をご覧いただくまたとない機会となります。
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葛飾北斎は宝暦十年(一七六〇)に現在の東京都墨田区に位置する本所割下水に生まれました。絵師としての人生を歩み始めたのは安永七年(一七七八)、当時役者絵の第一人者であった勝川春章に弟子入りし、その画風を学んだ北斎は翌年に「勝川春朗」の名で作品を世に送り出します。
以降九〇代まで様々な作品を遺した北斎。展覧会名となる〝視覚のマジック〟は人や建物、風景などにみられる現実離れした構図ながらも違和感がなく、かえって魅力的に感じさせる北斎の視覚的演出を意味します。いまや国内に留まらず世界に向けて発信される葛飾北斎、その名品の数々を存分にお楽しみください。
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あやしい浮世絵
【会期】 2021年6月19日(土)~8月29日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料 【休館日】 会期中無休 みなさんは「あやしい」と聞くとどんなものを思い浮かべますか。暗くて怖い空間や身の毛もよだつ気味の悪い話、物語の中に登場する摩訶不思議な生き物、不可解な現象、そんなものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。怖いけど知りたい、聞きたい、見てみたい、そんな「あやしい」に興味をそそられる人も少なくはないでしょう。
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江戸時代、庶民の間では怪談や不気味な言い伝えなどを題材にした版本作品が人気を博しました。北斎はそれらの物語の挿絵を多く手掛けており、中でも怪しい悪役や恐ろしい生き物が登場する『椿節弓張月』や、不穏な空気の中幽霊や怨霊が登場する怪談『新累解脱物語』などの読本は、多くの人々の興味を誘い絵草紙屋や貸本屋でも大人気だったといいます。
この展覧会では様々なあやしさを放つ作品をご覧いただけます。北斎の描いたあやしい浮世絵の世界へあなたも足を踏み入れてみてください。
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てくてく、ふらり、のんびり 旅する浮世絵
【会期】 2021年4月3日(土)~6月13日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休 北斎は50代半ばから絵の仕事をする傍ら日本各地へ旅に出て、その先の気に入った風景をスケッチしていました。旅をする際、筆や帳面を持ち歩いていたという北斎は、目の前に広がる景色と出会った感動をその場で描き留めていたといいます。
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また、北斎は旅の名所として知られている橋や滝を題材にした風景画も多く描いています。北斎が74歳の頃に発表された、滝の名所を描いた風景画である「諸国瀧廻り」は、水がまるで自ら意思を持って動いているかのような流線表現や、現実ではありえない抽象的な描き方が特徴で、デザイン性の高い作品としても知られています。
この展覧会では北斎の旅に関する作品を巡りながら、各地の風景、名所、人々の様子をまるで自らの足で歩いて周るような視点でご紹介します。北斎が描いた風景への旅へ出発しましょう。
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斬新!北斎Colors
【会期】 2021年1月23日(土)~3月28日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 会期中無休 「北斎ブルー」という名を知っていますか。葛飾北斎(1760~1849)が晩年に多用した深く色鮮やかな青色は、近年そう呼ばれています。北斎の代表作「冨嶽三十六景」をはじめ、当時多くの版画作品に利用されたこの青色は、西洋で発明された化学顔料「ベロ藍」(プルシアンブルー)を使用したもので、従来の版画作品では見られない斬新な印象を人々に与えました。
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本展では数ある北斎作品の中から墨を基調とした作品、淡い色彩で描かれた作品、多彩かつ鮮やかな作品に分類し展示します。それぞれにおける印象の違いや色彩が放つ魅力を存分にお楽しみください。また昨年に続き屋代南高等高校ライフデザイン科の生徒が制作した、北斎の絵をもとにデザインした華やかな衣装も展示します。視覚を通じて多大な影響を与える色の展覧会をぜひご覧ください。
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北斎流「劇画釈迦伝」
【会期】 2020年11月21日(土)~2021年1月17日(日) 【入館料】 大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生以下 無料 【休館日】 2020/12/31(令和3年1月1日(金)は午前10時から午後3時まで) 挿絵アーティストでもあった北斎。現代のアニメや漫画にも匹敵する北斎のアートワークは見るものを圧倒させます。そしてスピードさえ感じさせる北斎流劇画の世界へ、さあ出発!
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葛飾北斎40歳代後半となる文化年間(1804~1818)、当時傾注した画業は「読本挿絵」の世界でした。代表的な作品としては曲亭馬琴と組んだ『椿説弓張月』や『新編水滸画伝』、十返舎一九と組んだ『北畠女教訓』などが知られています。しかし、その後は絵手本や錦絵を手掛けるようになり、読本挿絵から次第に遠ざかっていきます。そんな北斎が晩年に携わった数少ない読本の一作が『釈迦御一代記図会』(しゃかごいちだいきずえ)でした。本展ではあまり知られていない晩年の傑作『釈迦御一代記図会』の挿絵を一堂にご紹介します。真正の画工を目指した北斎流の釈迦伝をどうぞご覧ください。