施設概要 | 信州小布施 北斎館

施設概要Outline

館長ご挨拶

信州小布施・画狂人葛飾北斎肉筆画美術館 北斎館 館長 安村敏信

小布施が世界に誇る祭屋台天井画は、画聖葛飾北斎晩年の最高傑作として知られています。北斎は言うまでもなく、フランスの印象派の画家達や芸術に携わる様々なジャンルの人々に影響を与え、ジャポニズムのブームをひきおこした画家の一人です。
日本のみならず世界の芸術家達に今もなお強烈な刺激を与えている北斎と、その北斎が晩年魅せられた小布施の町の魅力を、祭屋台を預かる北斎館から世界に発信してゆきたいと思います。

平成30年4月
北斎館館長安村 敏信

開館の経緯

信州・小布施は、江戸の浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849)が晩年に逗留し、画業の集大成をはかった特別な場所です。
北斎は80歳代半ば、地元の豪農商・高井鴻山(1806~1883)の庇護のもとに、岩松院や東町・上町祭屋台の天井絵を描きました。当時の小布施は繁栄を誇り、北斎をはじめ文化人たちを惹きつける魅力ある町でした。
北斎館は、これら天井絵のある二基の祭屋台と、長く受け継がれてきた肉筆画をもって、昭和51年(1976)11月に開館しました。肉筆画を中心に、版本や錦絵など、北斎の画業を広くご覧いただけます。

沿革

昭和51年(1976年) 北斎館開館
昭和52年(1977年) 財団法人北斎館設立
昭和62年(1987年) 北斎館開館10周年記念行事 北斎肖像レリーフ建立
平成2年(1990年) 北斎館増改築工事着工
平成3年(1991年) 北斎館増改築工事竣工
平成8年(1996年) 北斎館開館20周年記念式典
平成11年(1999年) 伊・ミラノ「画狂老人北斎展」開催
平成18年(2006年) 米・サックギャラリー「北斎展」開催
北斎館開館30周年事業「北斎特別展」開催
平成19年(2007年) 北斎研究所設立
平成20年(2008年) 皇太子ご夫妻行啓
平成24年(2012年) 一般財団法人移行
平成25年(2013年) 北斎館増改築工事着工
平成26年(2014年) 仏・グランパレ美術館「北斎展」開催
平成27年(2015年) 新館落成記念「北斎とその弟子たち-北斎絵画の秘密展」開催
平成28年(2016年) 北斎館開館40周年記念式典
平成29年(2017年) 英・大英博物館「北斎展 Hokusai beyond the Great Wave」開催

施設概要

所在地 長野県上高井郡小布施町大字小布施485
敷地面積 4,126.22㎡
建築面積 1,879.60㎡
延床面積 2,324.95㎡
主構造 鉄筋コンクリート造 地上2階
展示室面積 851.48㎡
収蔵庫面積 70㎡
駐車場 北斎館駐車場 大型バス15台 普通車10台 東町駐車場(普通車専用) 普通車46台 身障者用1台

広報について

北斎館では、所蔵作品の画像データ等をご用意しております。
取材や画像掲載などについては、下記より詳細をご確認ください。

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