アット驚く 読本挿絵の世界 | 信州小布施 北斎館

アット驚く 読本挿絵の世界Exhibition

2018.12/1(Sat)~2019.1/27(Sun)

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【会期】 2018年12月1日(土)~2019年1月27日(日)
【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
【休館日】 2018/12/31

読本(よみほん)とは、江戸時代の小説の一ジャンルで、勧善懲悪などのわかりやすい理念にもとづき、伝奇的で複雑なストーリーを展開させるもので挿絵と共に楽しまれました。北斎は文化元年(1804)を皮切りに読本挿絵に没頭し、生涯に1400図に及ぶ挿絵を描きました。その中には現代の劇画に通ずる動的な表現や意表をつく描写がみられ、北斎の知られざる構想力の豊かさが堪能できます。本展では、アット驚く北斎の奇想の世界を楽しんで頂きます。

※展示作品は変更になる可能性があります。

展示作品のご紹介

『そののゆき 巻一』より「第二節婦薄雪姫」

『そののゆき 巻一』より「第二節婦薄雪姫」

著:曲亭馬琴 絵師:葛飾北斎 文化4年(1807)刊行

読み本特有の主な登場人物を紹介する巻頭ページの一図。描かれているのは物語の悲劇のヒロイン、薄雪姫と巨大な鯉。鯉の上には薄墨で表された観音様が見える。

刀に噛みつく怨霊と狂乱する伊兵衛

刀に噛みつく怨霊と狂乱する伊兵衛

求二郎の金に目を付け、妓楼へ入り込む官太夫

求二郎の金に目を付け、妓楼へ入り込む官太夫

雪夜の出来事

雪夜の出来事

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