北斎“水族”館で 暑さを忘れて海の世界を2023年7月28日
暑い日が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしですか? もうすぐ夏休みという方も多いかもしれません。
北斎館では、暑さを忘れて涼しい気分を味わっていただけるような企画展を開催中です。「北斎“水族”館へようこそ!」をテーマに、海の生き物を描いた作品の数々をご紹介しています。
北斎が手がけた絵手本集やデザイン集には、魚介類などをモチーフにしたものがよく登場します。
この絵手本には、絵を練習している人のために「ここにはこの色を」「ここはこのように」など、北斎による具体的な指示が書き込まれています。複雑なアワビやイカの形、モウオと呼ばれる魚の細かなヒレやウロコなどは、絵を練習するのに打ってつけの題材だったに違いありません。
『略画早指南』という本では、北斎がフグやイカの描き方を教えています。現代のコンパスのような筆記用具であるぶんまわしや、丸・三角・四角などの図形を基礎とすれば、寸分の狂いもない整った絵が描けるというコンセプトの指南書です。この描き方を真似すれば、海の生き物たちの絵が上手に描けるような気がしませんか?
夏休みには、北斎に学びながら、絵を描いてみるというのも面白いかもしれません。絵を描かずとも、リアリティのある描写やユーモアあふれる表現を、海の生き物たちの図鑑をめくるように楽しんでいただけたら幸いです。
※こちらのコンテンツは、メールマガジンの内容を再編集してお届けしております。
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北斎館では、暑さを忘れて涼しい気分を味わっていただけるような企画展を開催中です。「北斎“水族”館へようこそ!」をテーマに、海の生き物を描いた作品の数々をご紹介しています。
北斎が手がけた絵手本集やデザイン集には、魚介類などをモチーフにしたものがよく登場します。
『絵本彩色通』より鮑、藻魚、烏賊の描き方
この絵手本には、絵を練習している人のために「ここにはこの色を」「ここはこのように」など、北斎による具体的な指示が書き込まれています。複雑なアワビやイカの形、モウオと呼ばれる魚の細かなヒレやウロコなどは、絵を練習するのに打ってつけの題材だったに違いありません。
『略画早指南』という本では、北斎がフグやイカの描き方を教えています。現代のコンパスのような筆記用具であるぶんまわしや、丸・三角・四角などの図形を基礎とすれば、寸分の狂いもない整った絵が描けるというコンセプトの指南書です。この描き方を真似すれば、海の生き物たちの絵が上手に描けるような気がしませんか?
『略画早指南』フグなど
夏休みには、北斎に学びながら、絵を描いてみるというのも面白いかもしれません。絵を描かずとも、リアリティのある描写やユーモアあふれる表現を、海の生き物たちの図鑑をめくるように楽しんでいただけたら幸いです。
北斎″水族”館へようこそ!
▼会期:2023年6月17日(土)~2023年8月27日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし
(※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。)
▼会期:2023年6月17日(土)~2023年8月27日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし
(※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。)
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