梅雨のレジャーにおすすめ! 県内2か所で北斎作品を巡ろう | 信州小布施 北斎館

梅雨のレジャーにおすすめ! 県内2か所で北斎作品を巡ろう2023年7月14日

 梅雨に入り、「お出かけしようと思ったら雨が降ってしまった!」なんてことはありませんか? そんな季節のお出かけ先には、美術館がおすすめです。

 北斎館では、企画展「北斎“水族”館へようこそ!」が開催中です。北斎館を魚の楽園に見立てて、海や魚にまつわる北斎の作品をご紹介しています。

肉筆画帖「鮎」


 こちらは、今がまさに旬の鮎。水の中を泳ぐ姿が涼しげです。これは「肉筆画帖」といって、動植物を題材にした10図が収録されたうちの一つです。天保の飢饉の時、錦絵や絵草子は全く売れなくなり画工たちは困窮しましたが、北斎の肉筆画帖だけは買いたいという人がいて、北斎は餓死を免れたという逸話が残っている作品です。

  さて、北斎といえば、北斎館から車で約30分の場所にある長野県立美術館では、7月1日より、企画展「葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―」が始まりました。北斎館館長の安村敏信が監修を務め、北斎館からも「上町祭屋台」「東町祭屋台天井絵 鳳凰 図」などを出品しています。こちらの企画展の開催中、北斎館とのチケットの相互割引もあります。


 ぜひこの機会に2つの美術館を巡りながら、北斎の様々な魅力に触れ、ジメジメとした暑さを忘れるような時間をお過ごしください。


北斎″水族”館へようこそ!
▼会期:2023年6月17日(土)~2023年8月27日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし
(※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。)


葛飾北斎と3つの信濃―小布施・諏訪・松本―(信濃毎日新聞創刊150周年記念特別展)

▼会期:【前期】2023年7月1日(土)~7月30日(日)
    【後期】8月3日(木)~8月27日(日)
※会期中、前期と後期で多くの作品が替わります。
▼会場:長野県立美術館(〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4)
▼開館時間:9:00~17:00(展示室入場は16:30まで)
▼休館日:水曜日 ※展示替えに伴う本展の休室日は7月31日(月)~8月2日(水)
▼入館料:
・当日券 一般1,600円、中高生800円、小学生以下無料 
・前売券 (一般のみ)1,400円。販売は4月24日(月)から6月30日(金)まで
・前売特割2枚セット券 (一般のみ)2,600円。販売は4月24日(月)から6月30日(金)まで
※前期・後期で2回入館される際やお二人での入館にお得です。



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