お江戸の町へ、いざ職探しへ!2022年7月16日
北斎館で開催中の企画展「わくわく! WORK」では、浮世絵に描かれた様々な仕事にスポットを当て、作品を紹介しています。その中には、江戸時代ならではの職業が描かれた作品もあります。
冨嶽三十六景「東海道金谷ノ不二」に描かれているのは、「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」と歌にも詠まれた東海道最大の難所である大井川です。
江戸の防衛のため、橋を架けることが禁じられていた大井川では、川を渡るときには川越人足を雇う必要がありました。
この絵の下部に描かれているのは、人や物を担いで川を渡る川越人足たち。まるで海のように波打つ川を渡る川越人足たちの力強さが伝わってきます。
江戸時代の運送業といえば、飛脚も有名です。
『北斎漫画』十二編には、町飛脚とよばれた民間の飛脚が描かれています。町飛脚は、主に江戸・京都・大阪を走って往復して、文書類を配達していました。
クモの巣に引っかかって動けなくなるなんて、ずいぶんうっかり者の飛脚ですね。北斎のユーモアのセンスに、思わずくすりと笑ってしまう作品です。
江戸時代ならではの仕事からは、その時代の人々の暮らしを感じることができます。ぜひ皆さんも、浮世絵の中から様々な仕事を見つけてみてください。
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冨嶽三十六景「東海道金谷ノ不二」に描かれているのは、「箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ大井川」と歌にも詠まれた東海道最大の難所である大井川です。
「冨嶽三十六景」東海道金谷ノ不二
江戸の防衛のため、橋を架けることが禁じられていた大井川では、川を渡るときには川越人足を雇う必要がありました。
この絵の下部に描かれているのは、人や物を担いで川を渡る川越人足たち。まるで海のように波打つ川を渡る川越人足たちの力強さが伝わってきます。
江戸時代の運送業といえば、飛脚も有名です。
『北斎漫画』十二編には、町飛脚とよばれた民間の飛脚が描かれています。町飛脚は、主に江戸・京都・大阪を走って往復して、文書類を配達していました。
『北斎漫画』十二編
クモの巣に引っかかって動けなくなるなんて、ずいぶんうっかり者の飛脚ですね。北斎のユーモアのセンスに、思わずくすりと笑ってしまう作品です。
江戸時代ならではの仕事からは、その時代の人々の暮らしを感じることができます。ぜひ皆さんも、浮世絵の中から様々な仕事を見つけてみてください。
わくわく!WORK
▼会期:2022年6月18日(土)~2022年8月28日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし(※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。)
▼会期:2022年6月18日(土)~2022年8月28日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし(※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。)
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