北斎を通して知る、 奥深き浮世絵の世界へ2022年2月7日
江戸時代の人々に愛された浮世絵。1点ものの肉筆画だけでなく、大量生産されて庶民も買うことができた版画、物語に添えられた読本挿絵など、様々な形態の作品が生まれました。
そうした作品を描いたのが、北斎をはじめとする絵師たちです。しかし、絵師が描いた作品が世に広まるためには、陰の立役者がいたことをご存知でしょうか?
2022年1月22日から北斎館で始まる企画展「浮世絵を楽しもう! 北斎編」では、絵師の仕事を支えた彫師や摺師の技術にも注目します。
当時、腕の優れた彫師は、作品の中に名前が記されるほど重要な存在でした。作品によっては、北斎自ら彫師を指名することもあったようです。また、摺師も名人になると、バレン一つで世を渡ることができたそうです。
今回の企画展では、そんな彫師や摺師の優れた技術を感じることができる作品を紹介します。
例えば、髪の毛の生え際を彫りで表現する「毛割(けわり)」という技法には高い技術が必要とされ、それを任されるのは彫師の中でも腕の確かな人だけでした。それがどれほど繊細な作業だったのか、ぜひ実際の作品を見て確かめていただければと思います。
他にも今回の企画展では、知ると見るのが楽しくなるような鑑賞のポイントをご紹介したり、皆さんから作品を募集して北斎館に展示する参加型の企画を行ったり、浮世絵を楽しんでいただくための工夫をちりばめました。
この冬、皆さんも一緒に浮世絵の世界を楽しんでみませんか?
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そうした作品を描いたのが、北斎をはじめとする絵師たちです。しかし、絵師が描いた作品が世に広まるためには、陰の立役者がいたことをご存知でしょうか?
2022年1月22日から北斎館で始まる企画展「浮世絵を楽しもう! 北斎編」では、絵師の仕事を支えた彫師や摺師の技術にも注目します。
当時、腕の優れた彫師は、作品の中に名前が記されるほど重要な存在でした。作品によっては、北斎自ら彫師を指名することもあったようです。また、摺師も名人になると、バレン一つで世を渡ることができたそうです。
今回の企画展では、そんな彫師や摺師の優れた技術を感じることができる作品を紹介します。
例えば、髪の毛の生え際を彫りで表現する「毛割(けわり)」という技法には高い技術が必要とされ、それを任されるのは彫師の中でも腕の確かな人だけでした。それがどれほど繊細な作業だったのか、ぜひ実際の作品を見て確かめていただければと思います。
舟から降りる深川芸者
他にも今回の企画展では、知ると見るのが楽しくなるような鑑賞のポイントをご紹介したり、皆さんから作品を募集して北斎館に展示する参加型の企画を行ったり、浮世絵を楽しんでいただくための工夫をちりばめました。
この冬、皆さんも一緒に浮世絵の世界を楽しんでみませんか?
「浮世絵を楽しもう! 北斎編」
▼会期:2022年1月22日(土)~2022年3月27日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし
▼会期:2022年1月22日(土)~2022年3月27日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし
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