北斎と一緒に、日本各地の旅へでかけよう。2021年4月16日
季節がめぐり、春がやってきた。
この1年は思うように移動ができず、我慢の多い日々を過ごした人も多いはずだ。
温かな日差しに誘われて、皆さんもどこかに出かけたくなっているのではないだろうか。
とはいえ、まだ感染対策など気が抜けない時期でもある。
そんなときは、美術鑑賞をしながら旅の気分を味わってみてはいかがだろうか。
北斎館では、企画展「てくてく、ふらり、のんびり 旅する浮世絵」が始まっている。
この企画展では、北斎が描いた全国各地の名所の風景や旅人たちの様子を描いた浮世絵を紹介している。
北斎は、50代半ばから絵の仕事のかたわら、日本各地へ旅に出て、旅先で気に入った風景をスケッチしていた。
旅の名所として知られている橋や滝を題材にした風景画も多く描いている。
「諸国名橋竒覧 山城あらし山吐月橋」は、京都の嵐山にある渡月橋を描いた作品だ。
渡月橋は今も人気の観光名所だが、古くから桜の名所として有名な場所だった。
満開の桜と松の緑のコントラストが美しく、川を行く船の船頭もその景色に見入っている。
今よりも旅が簡単ではなかった江戸時代。
江戸に暮らした人々は、北斎の浮世絵を見て、「いつか行ってみたい」と憧れをかきたてられていたに違いない。
※こちらのコンテンツは、メールマガジンの内容を再編集してお届けしております。
この1年は思うように移動ができず、我慢の多い日々を過ごした人も多いはずだ。
温かな日差しに誘われて、皆さんもどこかに出かけたくなっているのではないだろうか。
とはいえ、まだ感染対策など気が抜けない時期でもある。
そんなときは、美術鑑賞をしながら旅の気分を味わってみてはいかがだろうか。
北斎館では、企画展「てくてく、ふらり、のんびり 旅する浮世絵」が始まっている。
この企画展では、北斎が描いた全国各地の名所の風景や旅人たちの様子を描いた浮世絵を紹介している。
北斎は、50代半ばから絵の仕事のかたわら、日本各地へ旅に出て、旅先で気に入った風景をスケッチしていた。
旅の名所として知られている橋や滝を題材にした風景画も多く描いている。
諸国名橋竒覧 山城あらし山吐月橋
「諸国名橋竒覧 山城あらし山吐月橋」は、京都の嵐山にある渡月橋を描いた作品だ。
渡月橋は今も人気の観光名所だが、古くから桜の名所として有名な場所だった。
満開の桜と松の緑のコントラストが美しく、川を行く船の船頭もその景色に見入っている。
今よりも旅が簡単ではなかった江戸時代。
江戸に暮らした人々は、北斎の浮世絵を見て、「いつか行ってみたい」と憧れをかきたてられていたに違いない。
「てくてく、ふらり、のんびり 旅する浮世絵」
▼会期:2021年4月3日(土)~6月13日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円
▼休館日:なし
▼会期:2021年4月3日(土)~6月13日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円
▼休館日:なし
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