新春のお慶びを申し上げます。2019年1月1日

新年あけましておめでとうございます。

本年も北斎館を宜しくお願いします。

1月1日、元日の小布施町は快晴で清々しい朝を迎えました。

近隣の菓子店では振る舞い餅を作るため、朝からもち米を蒸かしていて、木々を焚く匂いとともに、次第に強まっていくおいしそうな匂いが辺りに広がっています。

そして北斎館前には、2m程度の大きな絵馬が用意されています。

 

            

 

小布施町の有志の方が、毎年ご用意してくださるもので、今年の目標などを自由に描き込みできる仕様となっています。

その方々曰く、毎年たくさんの方に書いてもらうので、最期には干支のイラスト上にも書かれてしまうとか。

この絵馬は、お正月の間、北斎館前にありますので、ぜひ今年の目標を書き込んでみてください。

 

さて、今年の干支は亥()です。

最近では畑を荒らす厄介者とされていますが、猪は多産であることから子孫繁栄の象徴とされています。

有名な亥の子餅は、平安時代から続く年中行事の食物といわれていますので、古くから猪を意識していたことがわかります。

 

そしてこの猪、実は北斎の絵手本『北斎漫画』にそのイラストが描かれています。

 

              

 

まっすぐ前を向いて、今にも向かってきそうな様子は、まさに猪突猛進を具現化したかのようです。

面白いのは、猪が描かれているページ。

「十二支」と題された中には猪を含め、たくさんの動物が描かれています。

そのページをよく見てみると、本来いるはずのない、冬のこたつで丸くなっているあの可愛らしい動物が描かれています。

なぜ?と思った方は、その理由について調べてみましょう。

 

今年も北斎館は企画展を多数開催します。

小布施観光の際には、ぜひ北斎館にお立ち寄りください。

以上、学芸員Nでした。

 

カテゴリー:学芸員のつぶやき