あけましておめでとうございます!2019年1月1日

新年あけましておめでとうございます。 北斎館スタッフ一同、本年も宜しくお願いします。 さて、北斎館はお正月も開館しています。 年始休業もあってか、多くのお客様が来館されています。特にこの時期はスキーを楽しむ外国の方が立ち寄ることが多く、館内にある「どこからきましたか?マップ」は、国内に限らず世界中から当館を訪ねていることがわかります。 改めて葛飾北斎の人気はすごいものです。 さて、お正月なので時事ネタをご紹介します。 北斎の作品にはお正月を連想させる作品がいくつかあります。 例えば「冨嶽三十六景」には作中に凧揚げをしている描写が2枚、「江都駿河町三井見世略圖」と「東都浅艸本願寺」があります。

江都駿河町三井見世略圖 部分


東都浅艸本願寺 部分


共に作品中央に高々と舞い上がる凧が描かれ、特に「東都浅艸本願寺」の凧は雲より高く、富士山よりも高く飛んでいるように見えます。 また『富嶽百景』にはお正月そのもの「元且(旦)の不二」があります。 一見「お正月?」と思われるような光景ですが、見事な門松に「富」と描かれた凧、そして猿曳きのもつ棒は先端が輪になっていて、富士山の山なみに日の出を迎えた朝日を象徴するかのように描かれています。 北斎らしい、面白みのある作品となっています。 今年も北斎館では様々な企画展などを開催予定です。 皆様のご来館をお待ちしています。 学芸員のKでした。

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