芸術を愛する街フランス・ナントに 北斎の波がやって来た2025年9月19日
9月7日までフランス・ナントでは、「小布施 北斎の傑作展」が開催されています。夏季にはバカンスのためにヨーロッパ中から100万人以上が訪れるというナント。今回の展覧会の開催に合わせて、街のいたるところにHOKUSAIタペストリーが掲げられたり、書店にも北斎関連の書籍が並んだりしています。今回は、現地の様子を学芸員の荒井さんに教えていただきました。
―実際に展覧会が始まり、反響はどうでしたか?
荒井:現地メディアに取り上げられたり、連日1,000人以上の入館があったり、会場は大盛況です。ギャラリートークにもたくさんの方が来てくださいました。
―荒井さんの目から見て、現地での展示はいかがでしたか?
荒井:北斎館では作品を年代別や種類別に並べることが多いのですが、今回の展示は、一見関係がなさそうな作品でも繋がりを見出していたり、肉筆画と版本を同じケースの中で見せたり、日本とフランスとの見せ方の違いを感じました。私自身もとても勉強になりました。
―荒井さんは約1ヶ月滞在されたそうですが、現地で印象に残ったことはありますか?
荒井:ナントでは生活の中に芸術文化が根付いていることが印象的でした。美術館の中で授業を行っている学校をよく見かけたり、美術館にふらりと来て休憩をする人がいたり、日本よりも美術館が身近な存在であると感じます。それに、今回の展示を知って、街中のお店がディスプレイに北斎グッズを並べてくれたり、窓に「神奈川沖浪裏」をイメージした模様をペイントしたり、街全体でアートを盛り上げようという雰囲気を感じました。
―それは嬉しいですね!
荒井:アートが生活の一部になっているようです。来年秋に北斎館で開催する凱旋展では、特産品や街並みなど、ナントの文化もご紹介できればと思っています。
―ナントまで行けなくても、来年この展示を見ることができるのですね。楽しみです。ありがとうございました!
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連日1,000人以上が訪れている展覧会場
―実際に展覧会が始まり、反響はどうでしたか?
荒井:現地メディアに取り上げられたり、連日1,000人以上の入館があったり、会場は大盛況です。ギャラリートークにもたくさんの方が来てくださいました。
作品の解説をする荒井さん
―荒井さんの目から見て、現地での展示はいかがでしたか?
荒井:北斎館では作品を年代別や種類別に並べることが多いのですが、今回の展示は、一見関係がなさそうな作品でも繋がりを見出していたり、肉筆画と版本を同じケースの中で見せたり、日本とフランスとの見せ方の違いを感じました。私自身もとても勉強になりました。
北斎館の所蔵作品を現地で展示
―荒井さんは約1ヶ月滞在されたそうですが、現地で印象に残ったことはありますか?
荒井:ナントでは生活の中に芸術文化が根付いていることが印象的でした。美術館の中で授業を行っている学校をよく見かけたり、美術館にふらりと来て休憩をする人がいたり、日本よりも美術館が身近な存在であると感じます。それに、今回の展示を知って、街中のお店がディスプレイに北斎グッズを並べてくれたり、窓に「神奈川沖浪裏」をイメージした模様をペイントしたり、街全体でアートを盛り上げようという雰囲気を感じました。
ナントの街中に掲げられた展覧会のタペストリー
―それは嬉しいですね!
荒井:アートが生活の一部になっているようです。来年秋に北斎館で開催する凱旋展では、特産品や街並みなど、ナントの文化もご紹介できればと思っています。
―ナントまで行けなくても、来年この展示を見ることができるのですね。楽しみです。ありがとうございました!
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