いざ! 北斎による江戸の町歩きツアーへ | 信州小布施 北斎館

いざ! 北斎による江戸の町歩きツアーへ2023年5月27日

 ある日、江戸時代の様子を実際に見てみたくなったあなたは、仏様にお願いをしました。すると、まばゆい光とともに妙見菩薩様が現れて、1日だけ望みを叶えてくれることに……。

 開催中の企画展「東都遊覧〜北斎と巡る江戸の町〜」は、江戸の町にタイムスリップしたという設定のストーリー仕立てになっています。案内人は、江戸時代を代表する浮世絵師である葛飾北斎です。


企画展の中では、ツアーガイドを務める北斎が、江戸の名所や人々の生活の様子をご案内します。

さて、北斎と歩いていると、向こうから大名行列がやってきました。

『冨嶽三十六景 従千住花街眺望ノ不二』


鉄砲隊が通る街道の向こうには、塀で囲まれた場所が見えます。「あれが幕府公認の花街、吉原じゃ。ちょっと立ち寄ってみるとするか」と北斎。

 そこで北斎と一緒にやって来たのは、人々で賑わう吉原。それを見た北斎は「八朔(はっさく)の時期か」とつぶやきます。

『東都勝景一覧』下巻より「新吉原 八朔」


八朔(8月1日)は、徳川家康が江戸入りをした特別な日として、武士が白帷子(しろかたびら)を着て登城する習わしがあります。そこから、吉原でも同じように遊女が白い着物を着るようになったそうです。

北斎による江戸の町歩きツアーの続きは、ぜひ北斎館でお楽しみください。


東都遊覧〜北斎と巡る江戸の町〜
▼会期:2023年4月1日(土)~2023年6月11日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,000円、高校生500円、小中学生300円、小学生未満 無料
▼休館日:なし
(※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。)


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