「【特別展】すみだ北斎美術館名品展」開催中!2019年9月20日

お久しぶりです。北斎館学芸員のWです。

夏が終わり、信州は急に冷え込むようになりましたが、皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか。

 

北斎館では、ただいま特別展「すみだ北斎美術館名品展」を開催中です。

東京都墨田区にあります、すみだ北斎美術館さんから、たくさんの素晴らしい作品をお借りすることができました。

 

中でも、肉筆絵巻「隅田川両岸景色図巻」は名品中の名品ですので、この機会に是非ご覧ください。

重なり合う華やかな着物は、柄も色も多種多様であるにも関わらず、見事に調和がとれており、また風景の緻密さと余白の美の絶妙なバランスは秀逸の一言です。

時々館内の見回りをしているのですが、この作品の前に立つと仕事をほったらかして一日中見てしまいそうになります。

 

また、「冨嶽三十六景 甲州石班沢」(前期のみの展示)や、「 冨嶽三十六景 常州牛堀」(後期のみの展示)などに見られる青や藍の奥深さも惚れ惚れする程で、こちらも必見です。

 

さらに、今回は特別展ということで、館内のガラス面や壁面などの内装も、とてもすてきにしていただきました。

すみだ北斎美術館さんに行ったことのある方にもおすすめできる、とても良い展覧会になったと思います。

 

小布施は栗の特においしい時期に入り、観光に訪れる方も増えてきました。

芸術の秋、食欲の秋、そんな秋のほんの数日、数時間を、小布施の町で過ごしてみるのはいかがでしょうか。

信州の秋は(特に朝と夕方が)冷えますので、普段の服装に加えてもう一枚、何か羽織るものをお持ちになるのが良いかと思います。

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