秋の展覧会は特別展です!2019年8月23日
こんにちは、学芸員のNです。
今年の夏は、冷夏から猛暑、そして最近では暑さも収まり始め、少しづつ秋の様相を醸し出しています。
そんな秋の様子を、Nは近くの農産物直売所に並ぶ果物を見ながら感じています。
・・・さて、本題に戻りましょう。
北斎館学芸員は、次の展覧会の準備に大忙しの日々を送っています。
というのも、次は特別展「すみだ北斎美術館名品展」を開催するからです。
今年は北斎没後170年になります。
そこで、同じ葛飾北斎専門美術館であるすみだ北斎美術館と互いの作品を交換展示する特別展を開催することになりました。
実は北斎館の安村館長とすみだ北斎美術館の橋本館長は、ちょっと不思議な縁があったります。
安村館長は、これまで東京で萬美術屋として活躍していましたが、北斎館館長に就任するにあたり、長野県小布施に赴くこととなりました。
似たような時期に、橋本館長はそれまでの長野県信濃美術館の館長職を退き、新たにすみだ北斎美術館の館長に就任したのです。
お互い、活躍の場を長野県と東京都に移すというすれ違いの状況でしたが、今回の展覧会をきっかけに1つに交わるという、とても感慨深い展覧会でもあるのです。
特別展は、秋の味覚あふれる9月14日(土)から開催しますので、ぜひ秋の小布施観光とともにお立ち寄りください。
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