学芸員のつぶやき「北斎漫画」2019年4月2日
はじめまして。四月から新たに北斎館の学芸員となりました、Wです。
陽の光が暖かい一方で、まだ風には冷たさを感じる今日この頃ですね。
本日は、自己紹介代わりに、現在開催中の「面白すぎる!! 北斎漫画の世界 Ⅲ」から数点ご紹介したいと思います。
![](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns=%22http://www.w3.org/2000/svg%22%20viewBox=%220%200%20218%20300%22%3E%3C/svg%3E)
(『北斎漫画』より)
私は魚の絵を見ることが好きなのですが、北斎の描く魚は、生きている、まさにその一瞬を切り取ったようで、見ていて飽きることがありません。当館で直接ご覧になりますと、よりその精緻さ、技術の巧みさを感じていただけるかと思います。
また、現在は展示替えにより収蔵庫でお休み中ですが、肉筆画帖の「鮎」(紙本着色一帖、前北斎為一改画狂老人卍筆)は、線の流麗さはもちろん、色遣いも絶妙で、こちらも展示された際には是非ご覧いただきたい作品の一つです。
「面白すぎる!! 北斎漫画の世界 Ⅲ」では、魚だけでなく、様々な生き物や人々の姿が生き生きと描かれている様子を多数ご覧いただけますので、是非一度お越しください。美しくも楽しく、また愛らしい、北斎漫画の世界でお待ちしております。
陽の光が暖かい一方で、まだ風には冷たさを感じる今日この頃ですね。
本日は、自己紹介代わりに、現在開催中の「面白すぎる!! 北斎漫画の世界 Ⅲ」から数点ご紹介したいと思います。
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(『北斎漫画』より)
私は魚の絵を見ることが好きなのですが、北斎の描く魚は、生きている、まさにその一瞬を切り取ったようで、見ていて飽きることがありません。当館で直接ご覧になりますと、よりその精緻さ、技術の巧みさを感じていただけるかと思います。
また、現在は展示替えにより収蔵庫でお休み中ですが、肉筆画帖の「鮎」(紙本着色一帖、前北斎為一改画狂老人卍筆)は、線の流麗さはもちろん、色遣いも絶妙で、こちらも展示された際には是非ご覧いただきたい作品の一つです。
「面白すぎる!! 北斎漫画の世界 Ⅲ」では、魚だけでなく、様々な生き物や人々の姿が生き生きと描かれている様子を多数ご覧いただけますので、是非一度お越しください。美しくも楽しく、また愛らしい、北斎漫画の世界でお待ちしております。
カテゴリー:学芸員のつぶやき