大反響!フランス「小布施 北斎の傑作展」の舞台裏 | 小布施 北斎館

大反響!フランス「小布施 北斎の傑作展」の舞台裏2025年9月5日

 パリから高速鉄道で約2時間。フランスの地方都市ナントで、「小布施 北斎の傑作展」が開催中です。開催パートナーとして北斎館も全面協力し、所蔵作品160点が展示されています。現地のメディアにも取り上げられ、前売り券はすでに完売。連日1,000人以上の入館があり、大盛況です。今回は、現地で開催準備にあたった学芸員の荒井さんに、その舞台裏をお聞きしました。


―今回、開催前から現地に行かれたそうですね。

荒井:6月に小布施からナントに作品を輸送するところから同行しました。羽田空港では、旅客機の貨物室に入れるためのパレットへの積み込みまで立ち会いました。

厳重に梱包された作品。シャルル・ドゴール空港からはトラックで7時間かけてナントへ。




―会場のブルターニュ公爵城に到着されてからは、どんな流れでしたか?

荒井:まずは3日間かけてコンディションチェックをしました。現地の学芸員チームと一緒に、作品に輸送中に付いた傷や問題がないかを確認しました。

現地の学芸員チームと作品を検品


―3日間ですか!?

荒井:じつは、日本でも4日間かけてコンディションチェックをしています。同じく現地でも、輸送中に問題がなかったか、展示前の状態はどうかなどを確認します。


―展示前にそんな作業があるのですね。

荒井:今回は、この時点からメディアの取材が多く、現地の盛り上がりを感じました。フランスだけでなく、ヨーロッパ各国の記者さんが取材のために足を運んでくれて、北斎への関心の高さを実感しました。


―開会式にも多くの方が集まったと聞きました。

荒井:はい。ナントの市長をはじめとする現地の関係者、小布施町長をはじめとする小布施町の方々、日本文化の交流に携わる方々などがいらっしゃいました。何より、この展示に関心を持つナント市民の方たちが多く集まり、会場の広場は大賑わいでした。ナントは文化政策に力を入れている街ですが、その市長がスピーチの中で「世界ではさまざまな問題が起きているが、文化交流は人々をつなぐ鍵だ」という内容を話されていたのが印象的でした。

華やかに行われた開会式


―現地の熱量が伝わってきます! 次回は、いよいよ開幕した現地の様子をお聞きします。


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