北斎と広重が描いた花鳥画 ロックフェラー・コレクション展まもなく閉幕 | 小布施 北斎館

北斎と広重が描いた花鳥画 ロックフェラー・コレクション展まもなく閉幕2026年10月10日

 北斎館で開催中の特別展「ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に」が2026年10月12日(月・祝)に会期最終日を迎えます。アメリカの美術大学、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインが所蔵する日本の花鳥版画コレクションの中から、北斎や広重を中心に、選りすぐりの名品163点をご紹介しています。


 風景画の印象が強い広重ですが、優れた花鳥画も数多く描きました。「月に雁」では、空に浮かぶ月と雲を背景に、下に向かって飛ぶ雁を描いています。雁と月を組み合わせ、秋の風情を感じさせる一作です。記念切手の図柄として選ばれたこともあり、今なお人気の高い作品です。

歌川広重「月に雁」RISD美術館蔵 Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.


 満開に咲き乱れる桜と、凛とした表情で天を見上げる鷹。春の華やかさを感じさせるこの作品を描いたのは、北斎です。よく見ると、羽や足を細かく描写したり、翼の白い斑を表すために薄墨が用いられていたり、細部まで丁寧に表現されていることがわかります。

葛飾北斎「桜に鷹」RISD美術館蔵 Courtesy of the Museum of Art, Rhode Island School of Design, Providence Gift of Mrs. John D. Rockefeller, Jr.


 千葉、山口、三重と巡回してきた本展が国内でご覧いただける最後の機会です。ぜひ会場でお楽しみください。

 なお、2026年10月14日(水)〜22日(木)は、「北斎館コレクション展」を開催します。北斎館のコレクションの中でも特に傑作とされる作品を公開します。第三展示室、祭屋台展示室のみを会場としたコンパクトな展示ながら、圧巻の名品をお楽しみいただけます。

北斎館50周年記念特別展 | ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン美術館所蔵 ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に
Bird-and-Flower Prints from the Abby Aldrich Rockefeller Collection of the RISD Museum: Featuring Hokusai and Hiroshige

▼会期:2026年8月8日(土)~10月12日(月)
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:一般 1800円/大学生 高校生 800円/小中学生 500円
▼休館日:なし※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。

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