第2期「栄之・北斎・英泉」スタート 美人画から北斎の風景画まで2025年7月4日
北斎館では、特別展「知られざる秀逸コレクション 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」を開催中です。4期にわたって、全作品を入れ替えながら多彩な浮世絵コレクションを展示します。
明日から第2期「栄之・北斎・英泉」が始まります。美人画を中心に、北斎の代表作「冨嶽三十六景」などの風景画が登場します。今回はその作品の一部をご紹介します。
足立区立郷土博物館は、北斎の「冨嶽三十六景」の中でも、足立区にゆかりのある作品を所蔵しています。こちらの作品は、江戸から北に続く宿場町として賑わった千住を描いています。といっても、北斎が描いたのは千住宿の賑わいではなく、馬を引く農夫や釣り人のいる牧歌的な風景。遠く富士山まで見渡すことができる構図に、水門の堰枠がアクセントを加えています。空の青色や草木の緑色が爽やかな印象を与える作品です。
もう1点は、縦に長い画面に描かれた「二美人図」です。立ち姿の女性が、もう一方の女性に、花魁を描いた錦絵を見せています。
作者である鳥文斎栄之らしい、すらりと長身で気品のある女性像が特徴的な美人画です。ちなみに、栄之は旗本の家柄から浮世絵師になったという珍しい経歴の持ち主でもあります。第2期では、一楽亭栄水、鳥高斎栄昌など、栄之の門人たちの作品が多く登場し、見どころの一つとなっています。
今回の特別展では、4期とも全作品が入れ替わります。半券をご提示いただくと、リピーター料金でご入場いただけます。ぜひ会期ごとに異なる、多彩な浮世絵作品をお楽しみください。
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明日から第2期「栄之・北斎・英泉」が始まります。美人画を中心に、北斎の代表作「冨嶽三十六景」などの風景画が登場します。今回はその作品の一部をご紹介します。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 武州千住」
足立区立郷土博物館は、北斎の「冨嶽三十六景」の中でも、足立区にゆかりのある作品を所蔵しています。こちらの作品は、江戸から北に続く宿場町として賑わった千住を描いています。といっても、北斎が描いたのは千住宿の賑わいではなく、馬を引く農夫や釣り人のいる牧歌的な風景。遠く富士山まで見渡すことができる構図に、水門の堰枠がアクセントを加えています。空の青色や草木の緑色が爽やかな印象を与える作品です。
もう1点は、縦に長い画面に描かれた「二美人図」です。立ち姿の女性が、もう一方の女性に、花魁を描いた錦絵を見せています。

鳥文斎栄之「二美人図」
作者である鳥文斎栄之らしい、すらりと長身で気品のある女性像が特徴的な美人画です。ちなみに、栄之は旗本の家柄から浮世絵師になったという珍しい経歴の持ち主でもあります。第2期では、一楽亭栄水、鳥高斎栄昌など、栄之の門人たちの作品が多く登場し、見どころの一つとなっています。
今回の特別展では、4期とも全作品が入れ替わります。半券をご提示いただくと、リピーター料金でご入場いただけます。ぜひ会期ごとに異なる、多彩な浮世絵作品をお楽しみください。

「知られざる秀逸コレクション 東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」
第一期 初期から歌麿まで
▼会期:2025年5月24日(土)~2025年6月22日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,500円、大学生 高校生700円、小中学生500円、小学生未満 無料
▼休館日:会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。
第一期 初期から歌麿まで
▼会期:2025年5月24日(土)~2025年6月22日(日)まで
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,500円、大学生 高校生700円、小中学生500円、小学生未満 無料
▼休館日:会期中無休
※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。
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