【図書】『Digital×北斎 小布施の「鳳凰図」の謎』が出版されました。 | 小布施 北斎館

【図書】『Digital×北斎 小布施の「鳳凰図」の謎』が出版されました。2025年6月30日

2025年6月30日(月)、『Digital×北斎 小布施の「鳳凰図」の謎』の一般販売が開始しました。

 

小布施に遺る北斎天井絵のひとつ、岩松院本堂の天井に描かれた葛飾北斎筆「鳳凰図」

通称「八方睨み鳳凰図」と称されるこの大作は、美術史家の由良哲次氏をはじめとした研究者が調査し、それぞれの観点から報告が挙げられています。

しかし、「鳳凰図」にまつわる報告書は極僅かであり、その概要をまとめた図書はあまりありませんでした。

 

2021年、株式会社NTT ArtTechnologyと株式会社アルステクネは、最先端のテクノロジーを駆使して本作品の高精細デジタル化を行いました。

その成果は、「Digital×北斎 大鳳凰図転生物語」展を通じて発表され、大きな反響を受けつつ閉幕しました。

本書は、その高精細デジタル技術によって判明した科学的見地に加え、小布施で培われた研究成果や各専門家の先生による見解、また北斎を惹きつけた小布施という町の特性などもフルカラーの写真と合わせてご紹介しています。

 

小布施の「鳳凰図」の謎

 

江戸からはるばる240キロ離れた信州小布施。

80歳を超えた北斎の最後の傑作、その真髄をご覧ください。

 

 

 

ニュースカテゴリー:北斎館ニュース

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