究極の富士図 富嶽百景の世界Exhibition
2018.1/26(Fri)~3/26(Mon)
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【会期】 | 2018年1月26日(金)~3月26日(月) |
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【入館料】 | 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料 |
【休館日】 | 会期中無休 |
江戸時代、人々の間では、富士山を神として信仰する富士信仰が盛んになりました。
それを背景に錦絵「冨嶽三十六景」を刊行した北斎でしたが、当時それが大人気を博し、社会現象にまでなりました。
北斎は「冨嶽三十六景」の制作の際、三十六図の他に十枚足して四十六図描いていますが、それでも描き足りず、テーマをたくさん持っていた北斎は、精力的に富士山を題材にした絵を描き続けました。それが今回展示する『富嶽百景』です。
この『富嶽百景』は天保5年(1834年)に初編が刊行されてから、二編、三編と出版された、当時大変人気を博した絵本です。
「冨嶽三十六景」では、東海道や甲斐国(山梨県)を中心にさまざまな名所の風景や暮らしなどを主題にしました。
今回展示する『富嶽百景』では、「冨嶽三十六景」の発想をさらにふくらませてあり、富士山信仰や文学にまつわる題材を中心に、北斎独自の奇抜な発想などさまざまなイメージも盛り込まれています。
この展覧会では『富嶽百景』全102点の中から厳選した40点をご紹介いたします。
北斎がライフワークとして描いた富士山の集大成である『富嶽百景』をぜひご覧ください。