北斎が描いた、うららかな春の訪れ | 小布施 北斎館

北斎が描いた、うららかな春の訪れ2026年3月25日

 北斎館がある信州・小布施でも春の足音を感じるようなりました。長い冬の終わりを感じさせるこの季節は、喜びもひとしおです。そこで今回は、春の訪れを感じることができる北斎の作品をご紹介したいと思います。

「雛飾り」


 こちらは、雛人形を飾る女性たちを描いた摺物です。雛人形を飾った段の手前には、お菓子や道具が置かれています。準備をするために立ち歩く女性たちのにぎやかなおしゃべりが聞こえてきそうな1枚です。ちなみに、信州では雛祭りは旧暦に合わせて4月3日にお祝いする家庭が多くあります。皆さまの地域ではいかがでしょうか。

 さて、もう一つは、大きく胸を張った軍鶏(しゃも)を描いた作品です。大きく胸を張り、闊歩するような姿で描かれた軍鶏の足元には、たんぽぽの花が咲いています。軍鶏も春うららかな空気を感じながらその体躯を伸ばしているのではないかと想像してしまいます。

「偉大なる軍鶏」


 北斎館では3月29日まで「北斎を魅了した天舞う瑞獣 ―龍・鳳凰―」を開催しています。この企画展では、めでたいことの兆しとして現れる特別な動物である瑞獣をテーマに、北斎が描く壮大な龍や鳳凰の世界をお楽しみいただくことができます。また、こちらの展示と合わせて、北斎館のコレクションの中から春を感じさせる肉筆画もご紹介しています。開催期間が残りわずかとなりましたが、この機会にぜひお出かけください。


北斎を魅了した天舞う瑞獣 〜龍・鳳凰〜
Auspicious Flying Beasts

▼会期:2026年1月24日(土)~3月29日(日)
▼開館時間:午前9時~午後5時(ご入館は午後4時30分まで)
▼入館料:大人1,200円 高校生・大学生500円 小中学生300円
▼休館日:なし ※臨時休館がある場合は別途ご案内をいたします。何卒ご了承くださいませ。

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