北斎館で展示している肉筆画の人気作品を掛軸にしました。
白拍子 図 解説
本図は、平安末期から鎌倉時代にかけ、歌舞を生業とする遊女の白拍子の舞姿を写したものである。
白い直垂、朱の長袴をまとい、立烏帽子に白鞘巻の飾り太刀をはく凛々しい男装の佳人は、源義経との訣別を強いられ、鶴岡八幡宮で頼朝・政子を前に「しづやしづや賤のをだまき繰り返し昔を今になすよしもがな」と恋慕の舞に耽る静御前と察せられる。
薄墨を使った筆法は神技に至り、北斎の為一年代(六十一歳から七十代前半)の秀作美人画といえる。
なお、この絵は、明治年代にヨーロッパに渡り、フランス、スイス等を経て、昭和六十一年に当館の蔵品となった。
こちらの商品は 小布施町ふるさと納税 返礼品に指定されています。
かけ軸「白拍子(しらびょうし)」
販売価格:¥18,360
- サイズ(cm) : 152.0×46.5(軸込み)
- タイプ : オリジナル商品
- メール便 : 不可
- 素材 : 最高級 本表装 美術掛軸