北斎館が所蔵している掛軸の絵柄の長版の額絵(印刷+額)です。
富士越龍 図 解説
北斎晩年の肉筆画の代表作の一つ。 雄大な富士峰を超えて、龍が昇天する図柄である。全体に墨絵の筆致で描かれ、北斎独特の幾何学的山容の富士、黒雲を呼び伴い昇天する龍に自らをなぞられる北斎最晩年の心象とみることも可能な一幅である。 この幅、落款に出生の宝暦十年とともに、嘉永二己酉年正月辰ノ日と記されており、絶筆に極めて近い制作になるものとしても注目される。
額絵「富士越龍(ふじこしのりゅう)」
販売価格:¥9,980
- タイプ : オリジナル商品
- 素材 : 紙
- サイズ(cm) : 89.5×44.0(額込み)
- メール便 : 不可