面白すぎる!! 北斎漫画の世界 | 信州小布施 北斎館

面白すぎる!! 北斎漫画の世界Exhibition

2018.6/16(Sat)~9/9(Sun)

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【会期】 2018年6月16日(土)~9月9日(日)
【入館料】 大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料
【休館日】 会期中無休

文化11年(1814)正月に名古屋の版元、永楽屋東四郎により出版された『北斎漫画』は大好評のために版を重ね、版元を変えながら12編まで刊行され、北斎没後の嘉永2年(1849)以降も続編が出され、明治11年(1878)第15編をもって終結します。ここには森羅万象を描く画狂人北斎の全てが投入されています。これがヨーロッパのジャポニズムの大きな契機となったこともよく知られています。本展ではこの世界の人々を魅了した面白すぎる『北斎漫画』の世界を堪能していただきます。

展示作品のご紹介

『猫』

『猫』

画狂老人卍筆 齢八十 印=葛し可

絹本着色一幅
37.5×48.1

北斎80歳の作。
画面背景には蔦葉のみを配し、猫の姿を描いた一図。
首筋を反らせて上を仰ぎ見る猫の仕草を巧みに描写している。首に巻かれた赤い布が可愛いらしい。
肉筆画展示室でただいま展示中。


『かれい めばる さより』

『かれい めばる さより』

八十七老人筆 印=(富士の形)

紙本着色一幅
31.4×53.1

北斎87歳の作。
いきいきとした魚と構図の面白さが目を引く。北斎はこのような日常的なものを題材によく絵を描いている。暖色系のめばるとかれい、寒色系のさよりと対照的な色彩の取り合わせが面白い。
肉筆画展示室でただいま展示中。

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