肉筆浮世絵展

日本初公開 シカゴ ウェストンコレクション
肉筆浮世絵―美の競艶

201507

【会期】
平成27年7月11日(土)~10月13日(火)

【開館時間】
午前9時~午後6時(7月11日~8月31日)
午前9時~午後5時30分(9月1日~10月13日)

【入館料】
大人1,000円、高校生700円、中学生以下無料

※会期中前半・後半で展示差し替え、肉筆浮世絵の名作約130点を展示


奥村政信「初代嵐喜世三郎」

奥村政信「初代嵐喜世三郎」 ©WESTON COLLECTION

アメリカ・シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏所蔵の肉筆浮世絵は、個人コレクションとしては世界有数の規模と質を誇っています。

本展では、その千点以上のコレクションの中から厳選された約130点の作品をご紹介します。

勝川春章、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など50人を超える絵師たちによる多彩な作品を通して、江戸初期から明治にいたるまでの肉筆浮世絵の流れを知ることができる、またとない機会です。

肉筆浮世絵とは、絵師が絹や紙に筆で直接描いたものを指します。

浮世絵といえば、写楽の役者絵、歌麿の美人画、北斎や広重の風景画など、鮮やかな色彩で摺られた版画を思い浮かべる人が多いでしょう。そのような浮世絵版画と区別するため、あえて肉筆浮世絵と呼んでいるのです。

量産される浮世絵版画に対して、一点物の肉筆浮世絵は大変貴重であり、大名や豪商たちからの注文を受けて描かれることもありました。

歌川国貞「両国の夕涼み図」

歌川国貞「両国の夕涼み図」 ©WESTON COLLECTION

絵師たちが腕をふるった肉筆浮世絵には、女性の髪の生え際や華麗な衣装の文様まで精緻に描かれている作品が多く見られます。

ウェストンコレクションの優品が日本に里帰りし初公開される本展で、華やかな美人たちの競艶をぜひお楽しみください。